2013年04月01日
各社一斉に入社式 化学業界には“厳しい門出”
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:なし

新年度がスタートした1日は、多くの企業が新入社員を迎える入社式を行った。
日本経済にはようやく明るさが見え始めたとはいえ、化学産業の先行きは順風満帆とばかりはいえない。
国内需要の伸びに停滞が見られる中、アジア市場の動向はなお不透明である。
原油・ナフサ・電力など原燃料価格の上昇が続く一方で、中東や中国では設備の拡張が相次ぎ、米国、カナダではシェールガスを武器に石化工場の新増設計画が活発化している。国際競争の激化は避けられない情勢だ。
化学業界トップの訓示の中にも厳しい言葉が相次いだ。

■宇部興産の竹下道夫社長は、135人の新入社員に対して「化学事業は厳しい環境に置かれている」とし、「グループ企業全体の力で社会的役割を果たしていくという意識をもつことが重要だ」と説いた。そのための行動指針として(1)より高い倫理観と礼儀正しい行動(2)得意分野を有し、柔軟な対応力を持つ、など4点を求めた。

■日本触媒の池田全徳社長は「自分で考え行動する、心身ともにタフな社会人になってほしい。なぜかを常に考え、やるべきことをやったうえで、正しいと思うことは堂々と主張してほしい」と訓示した。

■積水化学の根岸修史社長は「積水化学グループにはユニークな仕事がたくさんある。米国やタイ、中国などグループの規模もフィールドも拡大している」と述べたあと、必要な人材は「自ら考え責任を果たす人、自分が主役であるという気概を持って行動する人」だと強調した。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/_file1_1364773753.pdf