2013年04月11日
旭化成ケミ、中国で自動車塗料用イソシアネート増強
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ

旭化成ケミカルズは11日、中国・南通市にある100%子会社、旭化成精細化工(南通)有限公司が自動車塗料原料に使用されるHDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)系ポリイソシアネート「デュラネート」(商品名)の生産設備増強を決めたと発表した。

現有年産1万トン設備を2万トンに倍増する。今秋着工し、商業運転開始は2015年初の予定。
旭化成ケミカルズは、日向工場(宮崎県)に年産1万トン設備を持っており、合計能力3万トンとなる。

「デュラネート」を使用したウレタン樹脂は、耐候性、機械的・化学的物性に優れ、自動車、建築用塗料のほか、インキ、接着剤など幅広い分野で使用されている。中国を中心とするアジア市場では自動車向けなど今後も高い成長が見込まれている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1365659043.pdf