2000年12月06日
1月のANアジア向け輸出価格、900ドル割れに
欧米からの輸出圧力あり、軟化傾向続く
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 AN(アクリロニトリル)のアジア向け輸出価格の軟化が続いているが、現在交渉が行われている1月分はCIF・トン900ドルを割り込み800ドル台後半となる公算が強まっている。
 ANのアジア向け輸出価格は、全世界的な需給逼迫感から昨年夏以降急騰し、今年に入って950~1,000ドル水準で高値安定状態となっていた。しかし、11月には米国・台湾などの新増設設備が本格稼動するとの心理的な要因から軟化に転じ、12月契約分は910~930ドルが実勢となっている。
 ANメーカーでは需給バランス面では依然としてタイト状況に変わりはないとしているものの、欧米品の輸出圧力もあり、1月契約分は880~900ドルと900ドルを割り込んでの決着となる公算が強いと見られている。