2000年12月06日
記録メディアの世界需要、データ用CD-Rは来年38%増加
国内生産は録音用MD/3.5型MOが2桁の成長を予測
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 日本記録メディア工業会はこのほど、2001年の記録メディア製品の世界需要および国内生産予測をまとめた。今年の推定実績に基づいて予測したもので、データメディアの世界需要は、MO、CD-Rが安定的に成長する見通し。
 オーディオカセットテープ(ブランクテープ)は、内需が1994年から減少傾向にあり、2001年も18%減少、世界需要は12%減少する見通し。これに対し録音用ミニディスクは、内需が13%増、世界需要も17%増加が予測されており、オーディオカセットテープの需要を追い抜いた。またフルカセットビデオテープ(ブランクテープ)は、世界需要が3%減少、内需も4%減で、減少基調にある。ただし需要規模は依然大きく、まだD-VHSやDVDが代替メディアには成長していないため、堅調な需要が見込まれる。ムービー用カセットテープ(Cカセット+8ミリ+ミニDVカセット)は、世界需要が2%増、内需は横ばいを予測している。
 これに対しデータメディアは、フロッピーディスクの世界需要が1999年にはY2K問題で3%増加したが、2001年は9%減少する見通し。また3.5型MOは世界需要の85%を占める内需が11%増加、HDDのバックアップ用途に加え、画像編集などの新規用途の需要が増えており、市場規模は小さいものの安定した需要を見込んでいる。また5.25型MOは、世界需要で3%の減少を予測している。
 データ用CD-Rの世界需要は38%増加する見通しで、大幅な増加が期待されている。世界需要の43%を欧州、35%を北米が占めているが、内需も好調に推移、データ用CD-RWも世界需要は倍増を見込んでいる。また録音用CD-Rは68%増加、1億枚の大台に乗る見通しで録音用CD-RWも普及に拍車がかかると見ている。
 さらに今回新たに予測したDVDは、追記型(DVD-R)、書換型(DVDRW/RAM)とも2001年には900万枚と大幅な増加が予測されている。本格的な需要の立ち上がりはともに2002年と見られており、追記型はデータ用途、書換型は録画用途の構成比が高まる見通し。
 なお、2001年の国内生産については、オーディオテープが22%減となる反面、録音用ミニディスクは12%の増加を見込んでいる。またフルカセットビデオテープは43%減と大幅に減少、ムービー用カセットテープは、6%増加する見通し。データメディアでは、フロッピーディスクが3%減少、MOは3.5型が10%増、5.25型が横ばいを予測、CD-Rは3%増の見通しだが、2000年に世界的な供給過剰に陥ったことから、海外メーカーも含めた生産調整が進む見通し。

http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/otherind/media2001w>記録メディア製品の2001年世界需要予測(表)
http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/otherind/media2001p>記録メディア製品の2001年国内生産予測(表)