2000年12月05日
エチレンのアジアスポット市況、一転上昇基調に
プロピレンは弱含み、一部400ドル割れ
【カテゴリー】:海外
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 商社筋によると、軟化が続いていたアジアのエチレンスポット価格がここへきて一転上昇基調となっており、台湾のFPC、CPCなどの定修も実施さていることもあり、来年年初にかけて強含みで推移する公算が強まっている。
 アジアのエチレン需給は、各国でPE、PVCなどの誘導品の在庫調整局面にあることから、先月下旬から韓国、日本の大手センターメーカーを中心に減産体制が本格化、台湾を中心にタイト感が強まってきているという。
 スポット価格も先月末には一時CFR台湾・トン450ドルを割り込むなど急速に軟化していたが、現在進められている12月下旬分については480~490ドルと30ドル前後高い水準になるものと見られている。
 しかし500ドルを割り込むエチレン価格は、現在のナフサ価格では採算的には厳しい水準であることに変わりはなく、韓国メーカーが減産を解除する動きに出るのは考えにくいと見られており、しばらくは500ドル前後での推移となる公算が強いとされている。
 一方、プロピレン価格については依然として弱含みとなっており、ここへきて一部の安値品はCFR・トン400ドルを割り込むなどしており、12月下旬の交渉は400ドルを挟んでの攻防が続いている。