2013年05月22日
日本曹達・4カ年新中計、16年度営利100億円
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本曹達工業

日本曹達は22日、2013年度を起点とする4カ年新中計を発表した。創業100周年(2020年)を見据えた長期経営ビジョン「Chemigress To 100」達成への第2ステップと位置づけ、M&Aや事業提携も視野に経営資源を積極的に投入し成長スピードを加速させる。

数値目標として、2016年度(連結)の売上高1,600億円(13年度計画1340億円)、営業利益100億円(54億円)、経常利益120億円(76億円)、当期純利益90億円(58億円)達成をめざす。2020年の目標値は売上高2,000億円、営業利益200億円、純利益100億円。

基本戦略として、農業化学品、セルロース誘導体、機能性ポリマー各事業を注力カテゴリーとし、経営資源を優先的に配分して拡大発展をめざす。顕色剤、金属ソーダ、エコケア・バイオサイド事業は育成事業とし新製品の開発、周辺分野への拡大を図る。

また、事業基盤強化のため、製造部門のコストダウンに努める。競争力の低下がみられる事業には抜本的対策を講じる。グループ各社との連携を強化し、運営の一体化により総合力向上を図る。