2013年05月24日
信越化学、GEと合弁タイ・シリコーン会社を完全子会社化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:信越化学工業

信越化学工業は23日、米国ゼネラル・エレクトリック(GE)と折半出資で運営してきたアジア・シリコーンズ・モノマー社(ASM=本社 :タイ・ラヨーン県、小林弘幸社長)のGE保有株式を全量買い取り、信越化学の完全子会社化したと発表した。取得価格は約150億円。

信越化学とGEグループは2001年に50%ずつ出資のASMを設立。
その後GEはシリコーン事業部門をApollo社に売却したが、ASM株は引き続き保有し信越化学と共同運営してきた。

信越化学は、ASMの完全子会社化により、ASMと最終製品を製造販売する、Shin-Etsu Silicones(Thailand)社(本社:タイ・ラヨーン県、富里一社長)と一体化させ、現地でのシリコーン事業の効率化と事業基盤強化を図る。