2013年06月04日
電気化学とNIMS「次世代材料研究センター」開設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:電気化学工業

電気化学工業は4日、物質・材料研究機構(NIMS)との間で、「NIMS-DENKA次世代材料研究センター」設立に関する覚書を調印したと発表した。

電気化学とNIMSはこれまでも両者の技術やアイデアを組み合わせ、電子顕微鏡の電子源となるLaB6単結晶や白色LEDバックライト用蛍光体などユニークな製品を世界市場に送り出してきた。

今回、革新的な製品やソリューションモデルを生み出す「オープンイノベーション」をより強化するために、同センターを開設することにした。

同センターは、茨城県つくば市のNIMS内に開設する。
センター長はNIMSナノチューブグループ主任研究員で理学博士の三留(みとめ)正則氏。

業務内容は、LEDや電子回路基板・パワーデバイス用放熱板などで使用される蛍光体などの次世代材料に関する基盤技術の開発に加えて、両者が持つ技術やアイデアを組み合わせて、既存周辺分野・用途にとどまらず広くニーズに対応し、革新的な製品、ソリューションモデルを効果的・効率的に生み出していくための包括的な研究連携を行う。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1370328305.pdf