2013年07月22日
電気化学、千葉工場のSM休止プラントで火災
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:電気化学工業

20日午前9時35分ごろ、電気化学工業千葉工場(市原市)で、休止中のスチレンモノマープラント(年産24万トン)を解体作業中に解体設備内で火災が発生した。

出火とともに蒸留塔が大きく傾いたが、内部注水と外部からの放水で火は消えた。

傾いた蒸留塔は周辺に危険物がなく、万一倒れても敷地内が更地のため二次災害が発生する恐れはない。
21日朝現在、人的被害、物的被害も出ていない。

解体中のSMプラントは、1983年6月に既存設備のS&Bによって完成した。当時としては年産16万トンの最新鋭設備だった。その後も増強して24万トンに拡大した。

一方、92年1月には住友化学と合弁で「千葉スチレンモノマー」を設立し、94年5月、同工場内に年産25万トン(その後27万トンに増強)設備を完成した。だが、堅調だったスチレン系製品の需給環境はその後急速に悪化。2012年1月には住友化学が同事業から撤退した。プラントは電気化学が引き取り運営してきたが、国際競争力強化のためにはモノマーの生産を1プラントに集約し、樹脂から加工製品までの一貫したスチレン・チェーンを構築する必要があるとして積極的に戦略展開中だ。