| 2000年03月31日 |
| 「塩ビ電線被覆廃材の高炉原料化」試験が終了 |
| 電線総合技術センター、所期の目的を達成 |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:なし |
電線総合技術センター(JECTEC)はかねてからNED(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託を受けて「電線被覆材燃料化技術」の研究開発を進めていたが、所期の成果を達成して3月31日に研究を終了したと同日発表した。 この研究は、塩ビ電線被覆廃材を石油代替エネルギーとして再利用できるようにすること、すなわち、塩ビ電線被覆ナゲット材の高炉原料化を目的としたもの。このため同センターでは2年前から(1)塩ビ電線被覆材の熱分解挙動の研究(2)塩素や鉛など燃料化阻害物質の除去技術の開発(3)燃料化のための造粒物性の研究--に取り組んできた。研究開発に当たっては、最適脱塩素条件や造粒条件を把握するための高炉原料化試験をNKK京浜製鉄所に外注して3度にわたって実験を行った。 その結果、塩ビ電線被覆ナゲット材を産業用廃プラスチック同様に高炉原料として問題なく利用していけることが明らかになったとしている。現在、塩ビ電線被覆材のおよそ30%はコンパウンドに再生されているが、今回の研究開発によって、コンパウンドに加えて高炉原料として生かす道も開けたことになる。 |