2000年11月28日
BPA、2002年まで需給はタイトバランスで推移
輸出価格は来年初めどに1,300ドル台へ
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 BPA(ビスフェノールA)は依然としてタイトな状態が続いているが、今後の新増設計画などを考慮しても、2002年までは需給が緩む見通しはないようだ。また、現在輸出価格が上昇傾向にあるが、国内メーカーは来年初にはトン当たり1,300ドル台への引き上げを目指している。
 BPAはここ数年、主に高成長を続けるPC(ポリカーボネート)向けを中心に需要を拡大してきた。現在もPCは特にアジア地域を中心に数多くの新増設が計画され、これに対応してhttp://www.c-nt.co.jp/news/pjabpa.html">BPAの新増設計画も相次いで打ち出されている。
 しかし、PCが急速に成長していること、またかつての主力用途であるエポキシ樹脂も、アジア経済の回復とIT化の進展にともない需要が戻ってきており、少なくとも相次いでBPAの新増設が完成する2002年までは、引き続きタイトバランスで推移する見通しだ。
 一方、昨年中国向けでトン当たり1,000ドルを割り込んでいたアジア市況も、現在のタイトな需給状態、また原料価格の高騰を背景に上昇しており、7月には1,100ドル台、現在は1,200ドル台に突入している。先に述べたように当面タイトな状態が続くこともあって、国内大手メーカーでは来年初をめどに輸出価格を1,300ドル台まで引き上げる考え。

<参考>http://www.c-nt.co.jp/news/pjabpa.html">アジア地域のBPA新増設計画
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