2013年07月30日
帝人ファーマ、大阪に在宅医療用コールセンター新設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人ファーマ

帝人ファーマ(本社・東京都千代田区、宇野洋社長)は、在宅医療事業の拡大に伴う患者のサポート体制を強化するため、大阪市にコールセンターを新設すると発表した。8月の稼働開始を予定している。

同社は現在、HOT(在宅医療用酸素濃縮装置)およびCPAP(睡眠時無呼吸症候群の治療機器)で国内最大手。今回のコールセンター新設により、さらに展開を強化する。

同社は、患者への定期的なフォローアップや問い合わせなどのサポートを充実させるため、2004年度に福岡市に初めてのコールセンターを設置。現在年間130万コールを超える患者サポートを行っている。

今後の患者の増加により、2016年度には必要となるサポート件数が年間200万コールに達すると予測され、コールセンターの増強が課題となっていた。

大阪は立地的にも災害リスクが比較的低く、かつ、九州地方で災害が発生した場合でも安定的なサポートが提供できるところから同地を選んだしている。