2013年08月21日
7月のPVC国内出荷、3カ月連続プラス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

塩ビ工業・環境協会(VEC)は21日、7月の塩化ビニル樹脂(PVC)及び塩化ビニル樹脂モノマー(VCM)の生産出荷実績を発表した。

PVCの生産は、輸出好調を背景に11万3979トン、前年同月比1.7%増で7カ月連続のプラスとなった。

国内出荷は、9万4202トン、同14.4%増で3カ月連続のプラスとなった。このうち主力のパイプなど硬質用が5万2597トン、同18.2%増で3カ月連続のプラス、軟質用が2万2708トン、同3.3%増で5カ月ぶりにプラスに転じ、電線・その他用が1万8897トン、同19.0%増で14カ月連続のプラスとなった。

輸出は、円安を背景に好調が続き3万1345トン、同53.2%増で7カ月連続のプラスとなった。この結果、出荷総計は12万5547トン、同22.1%増で8カ月連続のプラスとなった。月末在庫は、出荷が生産を上回ったため7万9935トンで前月末よりも12.6%減少した。

一方、VCMは、生産が19万359トン、同14.1%増で8カ月連続のプラス、国内出荷が12万846トン、同1.6%減で5カ月ぶりの前年割れ、輸出が5万4796トン、同2.35倍で8カ月連続のプラス、出荷総計が17万5642トン、同20.2%増で8カ月連続のプラスとなった。

ニュースリリース参照
〇塩ビ樹脂
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1377078051.xls

〇塩ビモノマー
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1377078051.xls