| 2000年11月27日 |
| EGアジアスポット市況、中国買い控えで再び軟化基調に |
| 今月に入り一転軟化、500ドル割れに |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
9月以降上昇基調となっていたアジアのEG(エチレングリコール)などポリエステル原料は、今月に入って中国の引き合いが一服、スポット市況では一転して軟化傾向が強まっている。 EGの中国向けスポット価格は、今年3月のCFRトン650ドル弱から下降が続いていたが、9月に中国国内のポリエステル重合設備の新稼働が相次ぐ一方、ナフサなど原料価格の高騰もあり400ドル台後半をボトムに上昇に転じていた。10月には500ドル台を回復していたが、今月に入って一転して引き合いが減少、再び軟化に転じている。 大手メーカー筋では、現在の韓国品などのスポット価格は480~490ドルが実勢だが、12月の中国向けは460~470ドルと20ドル前後安い水準での交渉になっていると見ている。 中国需要については、今年の1~9月のEG総輸入量は72万5,528トンと、既に昨年の年間輸入量である56万6,887トンを超えて2倍増の勢いとなる成長が続いている。しかし、ポリエステルの実成長との開きも大きくあるとされており、現在は大幅に在庫が積み増している可能性が高いと見られている。 大手EGメーカー筋では、こうした中国の大幅な輸入増があるものの、EG価格は需給バランスに大きく影響を受け低迷していることから、現在の価格水準状況下での各国メーカーの動向が注目されるとしている。 <参考> |