2013年09月02日
出光興産、PPS事業を出光ライオンコンポに譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産、出光ライオンコンポジット

出光興産は2日、同社のPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂事業をライオンと共同出資の出光ライオンコンポジット社(本社:東京都台東区秋葉原:伴 理喜雄社長)へ10月1日付で譲渡すると発表した。

同社は1987年からPPS樹脂事業を展開してきた。技術は自社開発。樹脂、コンパウンド製品の生産は協力会社に委託し、家電製品、OA機器、自動車部品向けなどに市場展開してきた。販売規模などは非公開。

今回、出光ライオンコンポジットへの事業譲渡により、同社製品とPPS樹脂との融合による製品ラインアップの充実など一層の事業領域拡大を図ることにした。