| 2013年09月09日 |
| タカラバイオ、グラム陽性菌検出用試薬を発売 |
| 【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:なし |
タカラバイオは9日、黄色ブドウ球菌などの食中毒菌が属するグラム陽性菌の、生きた細菌を選択的に検出、定量する試薬を本年9月10日から発売すると発表した。 食品や環境の衛生管理には、病原性細菌等の微生物検査が必要。従来は主に寒天を培地にした判定方法が主流だったが、最近はより迅速・高感度な検出法として、遺伝子増幅法の活用が期待されている。 だが現行の遺伝子増幅法では、混在する死んだ菌(死菌)の遺伝子(DNA)も同時に検出してしまうため、生きた菌(生菌)のみを検出することができなかった。 同社は今回、生菌のDNAが薬剤修飾されにくいことを利用して生菌由来の遺伝子を選択的に検出する技術(EMA-PCR法)を実用化し、2011年からグラム陰性菌の生菌検出用試薬を販売してきたが、新たにグラム陽性菌の生菌検出用試薬も開発した。 グラム陽性菌は、グラム陰性菌に比べて薬剤修飾で生菌と死菌を区別するのが難しいとされてきたが、薬剤処理の条件を最適化し、検出を可能にした。 販売価格(100回分)52,500円 <用語の解説> ■グラム陽性菌 :Polymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)法の略称。温度サイクル装置(サーマルサイクラー)を使用し、微量のDNAを数時間のうちに数百万倍にまで増幅する技術。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1378707945.pdf |