2000年11月24日 |
PPフィルムの出荷、10月も引き続き高水準 |
OPPは3.1%、CPPは5.9%前年を上回る |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業連合会が24日に集計したところによると、PPフィルムの出荷は10月も引き続き好調であった。前月比はOPPが105.6%、CPPが107.2%、前年同月比はOPPが103.1%、CPPが105.9%となっている。 前月比が高いのは、営業日数が9月より多かったこともあってのもので、例年通りのパターンと言える。ただし、伸び率は関係者の当初の予想以上に高い。 しかし、それ以上に注目されるのは前年同月に対する伸びの大きさだ。他のプラスチック製包装材料がいずれも微増もしくは若干のマイナス成長となっているだけに関心が持たれる。OPPもCPPも主力の食品包装用の需要の好調が支えになっていると言えるが、その背景は明らかでない。11月も高水準を維持していると言われる。10月の分野別出荷実績は次ぎの通り。かっこ内は対前年同月比。 [OPP] ▽食品包装用1万4,825トン(105.1%) ▽繊維包装用 1,626トン( 96.5%) ▽その他 4,581トン(102.4%) ▽内需計 2万1,032トン(103.8%) ▽輸出 560トン( 82.0%) ▽合計 2万1,592トン(103.1%) [CPP] ▽食品包装用1万 974トン(105.2%) ▽繊維包装用 356トン( 96.0%) ▽その他 1,563トン(117.4%) ▽内需計 1万2,893トン(106.2%) ▽輸出 109トン( 74.7%) ▽合計 1万3,002トン(105.9%) |