2013年09月26日
大正製薬、2型糖尿病剤の3相臨床結果を欧州で発表
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:大正製薬

大正製薬は26日、同社が創製したSGLT2阻害剤「ルセオグリフロジン水和物」について、スペイン・バルセロナで開催中の第49回欧州糖尿病学会年次総会で、日本人2型糖尿病患者を対象に行なった第3相臨床試験結果を公表したと発表した。

臨床試験の結果、ルセオグリフロジンは空腹時血糖値および食後2時間における血糖値を有意に改善するとともに、体重および腹周囲を有意に減少させた。このため、単剤投与で高い血糖改善効果を示し、52週にわたり減弱することなく効果を維持し、良好な安全性プロファイルを有することが確認された、と発表した。