2013年09月27日
文科省、ものづくり日本大賞大臣賞に2校選定
【カテゴリー】:行政/団体
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文部科学省は27日、生徒を対象としたものづくり人材を育成する優秀校を表彰する「第5回ものづくり日本大賞文部科学大臣賞」に、大阪府立佐野工科高等学校と、横須賀市立長井中学校の2校を選定したと発表した。

佐野工科高等学校は、大震災被災地の廃材を燃料として効率よく湯を沸かす「廃材燃料給湯器」を製作し、被災地に寄贈する防災に向けたものづくりのほか、「大阪南部環境エネルギー技術センター」を立ち上げ、企業や地域社会との連携による「製品を開発する」ものづくり教育の実践が高く評価された。

一方、長井中学校は、技術・家庭科の授業を中心に「ものづくり」の実践的・体験的な学習を行っているほか、「科学部」と「家政部」の2つの部活動が中心となり、意欲的に「ものづくり」に取り組んでいることが高く評価された。