2013年09月30日
三菱樹脂・永大産業、次世代蓄熱フローリングシステム開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱樹脂

三菱樹脂インフラテック(本社・東京都中央区、佐々木真人社長)と永大産業は30日、国内初となる蓄熱機能を持つ木質フローリングと、業界トップレベルの高出力な放熱パネルを組み合わせた次世代蓄熱フローリングシステムを共同開発したと発表した。

太陽熱や廃熱などで作られた温水を放熱パネル内に循環させ、潜熱蓄熱材を経由して熱エネルギーを住宅内に効率よく取り込む。これにより再生可能エネルギーを利用した住宅の新しい蓄熱フローリングシステムとする。

両社は、太陽熱や廃熱、地下熱などの再生可能エネルギーを活用した冷暖房システムを構築するため、共同研究してきた。今後は、太陽熱集熱機などの設備機器メーカーやハウスメーカーなどに同システムを紹介する。大学の研究機関などとも連携し、省エネ効果を検証、評価する。2014年春から同システムの販売を開始する予定である。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1380514894.pdf