2000年11月22日
ナフサのスポット相場が急騰、西欧は300ドル超え
日本や韓国向けも300ドル弱に反騰
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 大手商社筋の調べによると、ナフサの国際スポット相場が先週央を境に各地で反騰している。西欧市場向けが先行するかたちで上昇している。北西欧のCIF価格は、週明けにトン当たり10ドル前後上がって300ドルの大台を再び超えた。300ドル乗せは10月中旬いらいのこと。翌21日も2~3ドル上がっているようだ。
 日本や韓国向けのC&F相場も、数日遅れながら同様の傾向をたどっている。週明けにやはり10ドルがらみ上がって300ドルをわずかに割り込むところまで反騰した模様。
 アジア地域向けが西欧の相場を下回るのは極めてめずらしいケース。しかし、アジア地域向けの実際の取り引き価格には平均10ドルのプレミアムが上乗せされるので、実際には引き続き西欧のCIF相場を上回ることになると見てよいようだ。
 いずれも、原油のスポット相場が強含みに転じたのを後追いするかたちで上昇している。原油のスポット相場は引き続き高止まりの状態にあり、北半球がよほどの暖冬にならない限り大幅な下降はないとの見方が一般的となっている。このためわが国のエチレンセンターの多くは当分の間、ナフサのC&Fジャパンも280から300ドルの間を行き来すると予想している。