2013年10月01日
小林・石化協会長、消費増税「安倍首相の英断に敬意」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:石油化学工業協会、三菱ケミカルホールディングス
小林喜光氏

小林喜光・石油化学工業協会会長(三菱ケミカルホールディングス社長)は1日、安倍晋三首相が、2014年4月から消費税率を8%に引き上げると表明したことについて「首相の伸長な検討と英断に敬意を表したい。覚悟をもって経営に全力を尽くし、英断に応えたい」とするコメントを発表した。

【小林喜光氏のコメント】(全文)
「今回の消費税増税決定は、景気腰折れの防止策も含め、失われた20年を取り戻すためのデフレ経済からの脱却と、最低限の国際公約としての2020年度のプライマリーバランス黒字化という、二つの難題に立ち向かう安倍首相の決意のあらわれと受けとめる。首相の慎重な検討と英断に敬意を表したい。

この二つの難題の解決のためには、持続的な経済の成長と、企業・従業員・消費者間でのマネーの好循環が必須だが、企業収益の拡大に基づく従業員の賃金アップについては、各企業個別の事情によって判断されるべきものであろう。
いずれにせよ、安倍首相が大きな政治決断を下した今日、ボールは我々企業に投げられたという認識である。覚悟を持って経営に全力を
尽くし、首相の英断に応えたい」

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1380622801.pdf