2013年11月05日
巴工業、中国コンパウンド会社 テクノとの提携解消
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:巴工業

巴工業(東京都港区、塩野昇社長)は5日、中国のコンパウンド事業子会社である「星科工程塑料(深セン)有限公司」の運営体制について、同日付でテクノポリマー(東京都港区=TPC)および日本カラリング(三重県四日市市=JCC)との資本・業務提携を解消したと発表した。

星科(せいか)は、TPCおよびJCCの両社から技術的支援を受け、2008年から中国華南地区でコンパウンド事業を展開してきたが、事業環境の変化に対応するため事業運営のあり方について見直しを検討していた。

コンパウンド製品には幅広い製品種類や技術があるが、TPC・JCC両社との提携範囲はこれまで、ごく一部の高機能製品分野に限られていた。このため「解消後の星科の運営に大きな支障はない」(巴工業)としている。

今後は巴工業の100%子会社として運営するが、経営・運営体制にもとくに変更はないもようだ。

<コンパウンド子会社の概要>
(1)商号 :星科工程塑料(深セン)有限公司
(2)本店所在地 :中国広東省深セン市紅花嶺工業区第4区
(3)代表者 :董事長 王 偉
(4)事業内容 :コンパウンド製品の製造販売
(5)資本金 :300万米ドル
(6)設立年月日 :平成20年3月26日
(7)出資者と出資比率(提携解消前) 巴工業66.6% テクノポリマー16.7% 日本カラリング16.7%


ニュースリリース参照
 http://www.tomo-e.co.jp/cmsfiles/ir/i-NACgo-r1.pdf