2000年11月20日
4Qのナフサの予想価格、2万6,000円で変わらず
エチレンセンター各社、引き続き厳しい展望
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンターの多くは、10~12月期のナフサ価格について引き続き厳しい見方を取っている。最近は原油もナフサも国際スポット相場が軟化傾向にあるが、今後もこれが継続する可能性は小さいというのが理由。その背景については、欧米、特に米国のヒーティング・オイルの在庫が依然として極端な低水準にとどまったままなので、早晩それが原油のスポット相場を再度強く刺激するのが確実と発言する向きが多い。
 10月のわが国のエチレン用輸入ナフサ価格は、1キロリットル当たり2万3,456円となった。炉前(国産ナフサ価格も同じ)は同2万5,500円ということになる。9月より2,300円高い。11月はさらに上昇して2万6,000円を数百円上回ると予想されている。残る12月は為替がどうなるかによるが、いまのレベルでいけばナフサに輸入価格は若干下降すると見る向きが多い。それでもなお10~12月期トータルでは、10月末から11月始めに石油化学各社が予想していた見通しを下方修正する必要がない水準に落ち着くと判断している。