2013年11月27日
東大・バイオ研究組合、アルツハイマー病超早期診断技術開発へ
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:バイオテクノロジー開発技術研究組合

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と東京大学、バイオテクノロジー開発技術研究組合は27日、アルツハイマー病超早期診断技術の確立を目指す全国規模での臨床研究(J-ADN12)を、東京大学医学部附属病院など全国41臨床施設で実施すると発表した。

同臨床研究は、NEDOのプロジェクトである「脳画像・臨床・ITの融合によるアルツハイマー病超早期診断と先制医療の実現」の一環として行うもので、予定されている41施設における臨床研究を通じ、日本の認知症患者(約460万人)の6割を占めるアルツハイマー病の診断技術の確立や、治療法の開発に必要なデータを収集する。

臨床対象者は、健康な65-84歳の約300人、被験者の募集は各施設で順次行う。