2013年11月27日
石油資源開発、相馬LNG受入基地建設決る
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:石油資源開発

石油資源開発は27日、福島県新地町(相馬港)にLNG(液化天然ガス)の受入基地と幹線パイプラインまでのパイプラインを建設することを決めたと発表した。

同社はこれまで、新潟県・山形県・秋田県で産出する国産天然ガスや輸入LNGを一部の新潟・仙台間ガスパイプラインのほか、専用の貨車やタンクローリーを使って供給してきたが、天然ガスの需要が東北太平洋沿岸地域一帯に増えてきたため、競争力ある価格で長期安定的に供給していくことにした。

総工費は約600億円。受入れタンクの他、総延長約40キロにわたるパイプラインを敷設する。操業開始は2018年3月の予定。

国内外のガス田から生産される天然ガスやLNGを、輸送パイプラインや輸入LNG基地を通じて供給することで、天然ガス事業基盤を一層強固なものにするとしている。


ニュースリリース
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20131127/8efgdg/140120131127065092.pdf