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2013年11月29日 |
住友化学、韓国サムスン電子との合弁会社を連結子会社化 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は29日、韓国・三星電子と合弁のSSLM社(韓国・大邱市)の発行済株式30.1%を三星電子から取得することを決めたと発表した。異動後の持株比率は住友化学80.1%、三星19.9%となり、住友化学は連結子会社化する。 SSLMは、2011年6月に、住友化学と三星LED(現:三星電子)両社の折半出資により設立したLED基板材料、サファイア基板の製造会社。主原料の高純度アルミナならびにサファイア基板の製造技術を有する住友化学と、LEDの基幹部材の安定的確保を求める三星の両社が戦略的パートナーを構築することで一致した。 だが、LED関連部材業界はこのところ競争の激化など、厳しい事業環境にある。このため両社の強みを生かそうと、住友化学はサファイア基板の製造・販売を強化し、三星はLED製品へ経営資源をシフトしていくことにした。 住友化学は、今後も韓国における情報電子化学部門の第三の拠点としてSSLMを活用する。サファイア基板事業の強化のほか新規事業の展開も検討する方針だ。 【異動する子会社の概要】 (1) 名 称 SSLM株式会社 (2) 所在地 大韓民国大邱広域市達城郡多斯邑世川里1687-1 (3) 代表者 代表取締役社長・姜永鐡 (4) 事業内容 サファイア基板の製造・販売 (5) 資本金 1,100億ウォン (6) 設立 2011年6月3日 (7) 持分比率 住友化学50.0%、三星50.0% ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1385714367.pdf |