2000年11月20日
エチレン用ナフサの輸入価格、10月は2万3,456円
91年の湾岸戦争以来の高値に、数量も大幅増
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 通産省基礎産業局が20日にエチレンセンター11社の速報を集計したところによると、エチレン用ナフサの10月の総輸入数量は243万8,304キロリットル(167万2,235トン)、総輸入金額は5億3,026万9,167ドル、トン当たりのドル単位の平均単価は317ドル10セントとなった。同月の為替レートは1ドル=107円86銭であり、従って、1キロリットル当たりの円単位の平均単価は2万3,456円ということになる。
 単月の輸入ナフサ価格が同2万3,000円台に乗るのは、91年1月の湾岸戦争後の同年3月の同2万3,400円いらい。
 10月の集計値を前月の実績と比較すると、総輸入数量は37.2%増、ドル単位の総輸入金額は50.7%高、トン当たりのドル単位の平均単価は10.2%高、為替レートは1.0%の円安であり、これに伴う1キロリットル当たりの円単位の平均価格は、10.6%(2,316円)の上昇となる。国際ナフサスポット相場が8月から9月にかけて原油のスポット相場の高騰に誘発されて続騰したのが最大の要因。
 一方、円単位の平均価格を前年同月に比較すると、実に40.7%(6,788円)もの上昇となる。石油化学企業の収支バランスはこれによって一段と厳しくなりそう。
 
http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/price/en>エチレン用ナフサ通関実績(表)