| 2000年11月20日 |
| SMアジア市況、今後の見通しに2つのシナリオ~いずれも旧正月明けに期待 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
SM(スチレンモノマー)のアジア市況は、現在軟化傾向で推移しているが、年末から来年初めにかけての見通しについては、2つのシナリオが予想されている。 大手SMメーカー筋によると、今後の市況の見通しについては(1)現状の500ドル台で推移し、来年の旧正月明けに反転する、という見方と、(2)年末までに一度変動費プラスアルファのレベルまで回復、来年旧正月明けからさらに上昇する、という2つのシナリオが予想されるという。 (1)の悲観論については、最近の米国からの玉の流入、欧米系トレーダーの投売りで中国を中心としたユーザーが、底値を見極めるまで買いを入れないというもの。また(2)については、依然として中国のスチレン系樹脂の需要は伸びており、少なくとも変動費を確保できるレベルまでは早期に持ち直すとういう考えだ。 ただし、いずれのシナリオでもSMメーカーは、旧正月明けの引き合いに期待していることには変わりなく、それまでは「減産を含めやれることをやるしかない」(大手メーカー)というのが実情だ。 |