| 2000年11月17日 |
| パラキシレン価格交渉難航、メーカーは減産強化 |
| トン535ドル、今月内決着目指す |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
パラキシレン(PX)の4Q(10~12月)輸出価格交渉が難航、メーカーの中にはさらに減産を強化する動きが出てきた。ポリエステル原料PTA(高密度テレフタル酸)の需給が思わしくないのが理由だ。 PX輸出価格はメーカー側が2Q(4~6月)にトン500ドル、3Q(7~9月)には20ドル乗せの520ドルを提示し交渉を行ってきたが、一部に積み残しが出た。メーカー側は4Q分としてさらにトン25ドルの値上げを求めているが、未決着分が清算できていないため、ベース価格を520ドルから510ドルに下げ、10月以降の新価格を535ドルと設定、ユーザー、バイヤー筋と交渉中だ。 しかし、従来ポリエステル繊維を大量輸入していた中国に相次いで新工場が完成し、中国の輸入量が大幅に減少している。こうしたことから中国市場に依存していた繊維メーカーの中には減産を強いられるところが出はじめ、PTAの需給も崩れてきている。 とはいえアジア全体ではポリエステル繊維の需要は引き続き高水準の伸びが見込めると、PXメーカー各社はみており、このところの原油値上げもあって、4Q価格交渉は強い姿勢で臨む方針。一部メーカーの間では、今月中の決着を目指し現在15%~20%となっている減産率をさらに高めることも検討しているという。 |