2014年01月16日
三菱化学と三養社のイオン交換樹脂会社、発足
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱化学

韓国の聯合ニュースは14日、同国の大手化学会社である三養社が三菱化学とタイアップしてイオン交換樹脂を生産する合弁会社、「三養ファインテクノロジー」を設立したと発表した。資本金は320億ウォン。出資比率はそれぞれ50%で、2015年までに韓国西部の群山自由貿易区に年産2万トン規模の次世代イオン交換樹脂の生産工場を建設する。

イオン交換樹脂は溶液中のさまざまな物質(イオン)を分離・精製することができる物質で、化学品の製造プラントや発電所ボイラー用水の水処理、超純水の製造、食品・医薬品の精製に使用される。

同報道によると、韓国では次世代イオン交換樹脂をすべて輸入に依存している。合弁会社の設立により2015から年間1000億ウォン(約100億円)以上の売り上げ増加、500億ウォン以上の輸入代替効果があると予想されるという。

なお、三菱化学は2013年7月24日付で「韓国におけるイオン交換樹脂製造合弁会社の設立」を公表済みのため、今回は発表を見送った。

既報(2013年7月24日) http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/37592

建設するイオン交換樹脂プラントは三菱化学技術で投資額は約960億ウォン。
製品のイオン交換樹脂は両親会社が50%ずつ引き取り販売するが、三菱化学側(1万トン)の売り上げ目標などは非公開。

三菱化学にとっては黒崎事業所(福岡県)の年産1万3,000トン、イタリア・レジンディオンの同100トン、台湾・太洋化成の同3,500トンに次ぐ世界4番目のイオン交換樹脂製造拠点となる。