2014年01月16日
欧米で実施中の皮膚T細胞リンパ腫第3相試験に日本も参加
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:協和発酵キリン

協和発酵キリンは、欧米で実施している再発又は難治性皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)を対象としたモガムリズマブ(開発コード:KW-0761)の効果と安全性を評価する第3相臨床試験の実施国に日本を追加したと発表した。

モガムリズマブは、CTCL細胞などさまざまな悪性T細胞に過剰発現しているCCR4に対するヒト化モノクローナル抗体で、同剤は協和キリン独自の強活性抗体作製技術「ポテリジェント」を応用した、ADCC活性による抗腫瘍効果を示す。

すでに「ポテリジオ点滴静注20mg」として、再発又は難治性のCCR4陽性の成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)治療向けに2012年5月から日本で発売している。