| 2014年01月22日 |
| 住友化学、ペトロ・ラービグ13年度業績は減益 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は22日、サウジアラビアで展開しているペトロ・ラービグ(ラービグ・リファイニング・アンド・ペトロケミカル社)の2013年度の最終利益は359.2 百万サウジ・リヤル(約101億円)で、前年度の488.9百万サウジ・リヤルと比べて約26%減少したと発表した。 ペトロ・ラービグの開示によると、減益の理由には、精製マージンの低下と同社に電力・水・蒸気などの用役を供給している、ラービグ・アラビアン・ウォーター・アンド・エレクトリシティ・カンパニー(RAWEC社)で停電トラブルが発生し、工場稼働率が大幅低下したことが挙げられる。 このためペトロ・ラービグは、親会社との間で新たな取引条件を取り決め1,200 百万サウジ・リヤルの改善効果を計上した。またRAWEC 社から750 百万サウジ・リヤルの和解金を受け取り補填した。これにより最終的に日本円換算101億円の利益を計上することができた。 ペトロ・ラービグ社は、住友化学の持分適用会社で持分比率は37.5%。住友化学は2013年11月1日公表の業績予想に今回数値を一部織り込み済み。2014年3月期通期連結業績への影響などは精査中である。 ■サウジ・リヤルについて :1サウジ・リヤル=約28円(2014年1月22日現在)で換算。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1390388091.pdf |