| 2014年02月19日 |
| 1月のPS国内出荷 前年比14%増と回復 |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
日本スチレン工業会は19日、ポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の1月の生産・出荷実績を発表した。 PSの生産は、6万3348トン、前年同月比32%増で2カ月連続の前年比プラスとなった。大幅な増加になっているが、これは昨年1月が5万トン割れと低水準だった反動とみられる。だが一方で2012年3月の6万5544トン以来の高水準であるのも確かだ。 国内出荷は5万1507トン、同14%増で2カ月ぶりにプラスに転じた。ユーザーの海外進出に伴い長期低迷を続けていた電機・工業用が10%増とプラスに転じたのをはじめ、主力の包装用、フォームスチレン(FS)用、雑貨・工業用と全ての用途でプラスになった。とくにFS用は10カ月連続のプラスである。 輸出は1706トン、同6%増で6カ月連続のプラスとなった。この結果、出荷計は5万3213トン、同13%増とプラスに転じた。 一方、SMの生産は23万8450トン、同5%増で、11カ月連続のプラスとなった。国内出荷は11万9189トン、同7%増で8カ月連続のプラス、輸出が11万4645トン、同2%減で2カ月ぶりにマイナスに転じた。この結果、出荷計は23万3834トン、同2%増で3カ月連続のプラスとなった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1392790604.pdf |