| 2014年02月24日 |
| 住友化学、豪ニューファーム社との農薬提携拡大 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は24日、オーストラリアの農薬会社ニューファーム社と、オーストラリアでの農薬の販売提携を拡大することで合意したと発表した。 ニューファーム社のグループ会社であるニューファーム・オーストラリア社が、住友化学の主力除草剤「フルミオキサジン」(一般名)の販売を開始する。 住友化学はこれまで、オーストラリアでは100%子会社の「住友化学オーストラリア社」を通じて同剤を販売してきたが、今回の提携でさらに市場展開を加速する。 「フルミオキサジン」は、大豆、棉、サトウキビ等の栽培に使用される除草剤。散布後長期間にわたって雑草の発生を抑えることができ、作物の初期発育促進の効果がある。また、世界的に広く使用されている除草剤グリホサートに対して抵抗性を有する雑草の防除にも有効。 需要も堅調に拡大しているため、住友化学では、大分工場(大分市)のフルミオキサジン製造設備を増強する計画を進めている。2015年度末には生産能力を2011年度末比3倍の規模に拡大する。 住友化学は2004年からニューファーム社と資本提携してきた。 現在、ニューファーム社の資本金10億6300万豪州ドルのうち、住友化学は23%を保有している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1393209895.pdf |