2014年03月07日
住友化学、2色塗り分け「OLED照明パネル」開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:住友化学
出展内容をイメージして制作したキービジュアル

住友化学は7日、高分子有機EL照明で2色同時に塗布できる世界初の「デュアルカラーOLED 照明パネル」を開発、4月から販売開始すると発表した。好みの色を自由に選び、塗り分けられるのが特徴。

また販売に先立ち、3月30日-4月4日、ドイツ・フランクフルトで開催される、世界最大級の照明・建築技術見本市「Light+Building 2014」に、光あふれたオブジェを展示する。
オブジェには「OLED COSMOS」と名付け、照明デザイナー・石井幹子氏の作品を展示する。前回出品した、淡い色調と異なり、これまで難しかった鮮やかな色合いの照明パネルを展示する。

「OLED」とは、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode)の意味で一般的には有機ELと同じ。

住友化学の高分子有機EL照明には(1)塗布、印刷法による低コスト製造が可能(2)各種発光色を1回の塗布(印刷)で作製できる
(3)太陽光に近い自然な光やデザイン性の高い鮮やかな色調から中間色まで多彩な光色を実現(4)薄い面光源(5)目に優しい、などの特徴がある。

ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1394159986.pdf