2000年11月13日
化学品審議会部会、ヒトゲノム「倫理指針」素案を大筋了承
検討委が報告「個人利益最優先」
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 通産省は13日、化学品審議会個人遺伝情報保護部会を開き、「ヒトゲノム解析研究に関する倫理指針」について検討委員会がまとめた「素案」を中心に意見交換した。一部委員から意見がでたものの、大筋で了承、年内には最終答申を行う。同省のほか厚生省、文部省、科学技術庁でも平行して検討を進めている。
「素案」は、基本的考え方として(1)個人の尊重(2)事前の十分な説明と自由意志による同意(インフォームド・コンセント)(3)個人に関する情報の保護の徹底(4)倫理審査委員会の審査による研究の適正確保(5)研究の透明性の確保、をうたっている。
 また、研究者らの基本的責務として「試料等を提供する個人の利益を科学的、社会的して配慮しないといけない」「試料提供者からのインフォームド・コンセントを受けていない試料等を使ってヒトゲノム解析研究を行ってはいけない」などを強調している。
 この日の部会では、研究実施に当たっての留意点や「指針」の位置づけ、診断、治療に当たっての対応策などについて意見が交わされた。