2014年04月11日
製薬協、「第3回アジア製薬団体会議」開催
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本製薬工業協会

日本製薬工業協会は4月10、11日の両日、東京・内幸町の帝国ホテルで第3回目となる「アジア製薬団体連携会議」を開催した。
これは、製薬協が国際製薬団体連合会に加盟するアジア各国の製薬団体に呼びかけ、アジアにおける創薬連携・協力体制を強めるために開催した国際会議である。
今回、アジアの12製薬団体・政府関係者が一堂に会し、「アジア発医薬品創出のインフラ構築に向けてのロードマップを描く」をテーマに積極的に意見交換を行った。
とくに、アジアにおける医療用医薬品の早期申請・承認に向けて、各国の規制当局との連携、新薬承認審査の相互受け入れに必要な承認要件の調整について議論するとともに、各国の現状とニーズに応じたプラットフォームを構築し、アジア全体の産学官創薬オープンイノベーションのプラットフォームに発展させることについて積極的な意見交換を行った。
今回の会議では、アジア発の医薬品創出を実現するため、「アジア各国の信頼関係をベースに、産学官連携のロードマップを描き、活動に必要な推進体制を段階的に構築する」ことで合意した。
また、第4回会議は、2015年に東京で開催することに決めた。