2014年04月15日
味の素、米病院とアミノインデックス技術共同研究
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:味の素

味の素は、米国ボストンのマサチューセッツ総合病院と「アミノインデックス技術」の共同研究を開始すると発表した。味の素の「アミノインデックス技術」が、異なる国、人類でも、糖尿病、心血管疾患などの生活習慣病の発生リスクを予測できる可能性を研究する。

「アミノインデックス」とは、血液中のアミノ酸濃度のバランスの変動を統計学的に解析・指標化し、健康状態や疾病のリスクを明らかにする技術。味の素では、日本人の人間ドック受診者を対象とした研究から、血液中のアミノ酸濃度バランスの変動が、内臓脂肪蓄積と強く関連することを発見し、生活習慣病に関連したリスクを評価できる技術を確立している。

今回、同社とマサチューセッツ総合病院は共同で、「アミノインデックス技術」が異なる国、人種でも、糖尿病、心血管疾患などの生活習慣病の発生リスクを予測できる可能性を研究することにした。
味の素では、この「アミノインデックス技術」を活用し、2011年4月から6種類のがんのリスクスクリーニング検査サービス「アミノインデックスがんリスクスクリーニング(AICS)」を事業化している。