2014年04月18日
味の素、グルタミン酸主成分の葉面散布用液体肥料を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:味の素

味の素は、うま味成分のグルタミン酸の製造過程で生成する発酵液を活用し、グルタミン酸を主成分とする葉面散布用液体肥料「グルハート」を開発、4月から発売すると発表した。

同社は、グルタミン酸をサトウキビなどを主原料に、微生物を用いた発酵法で生産している。グルタミン酸を取り出した後の発酵液にも、肥料として十分な量のグルタミン酸が含まれており、植物の生育に必要なミネラルも含まれている。

「グルハート」は、この栄養豊富な発酵液を活用し、成分を調整した葉面散布用液体肥料。農地10アール当たり「グルハート」原液0.5-1リットルを水200-500倍に希釈し、農作物に散布して使用する。
価格は、オープン価格。