2014年05月07日
大阪有機も発表、出光アダマンタン 12億円で譲受
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:大阪有機化学

大阪有機化学工業(本社:大阪市中央区、鎮目泰昌社長)は7日、出光興産からアダマンタン誘導体事業を譲り受け、ArFレジスト用モノマーのラインナップ拡充を図ると発表した。譲受価格は12億円。

大阪有機は1990年代からArFレジスト用モノマーの開発に着手し、これまで幅広いラインナップをそろえて同分野で高いシェアを確保してきた。

今回、出光興産のアダマンタン誘導体事業を譲り受けることで、ArFレジスト用モノマーのラインナップに多くのアダマンタン誘導体を加えることができる。両社で重複していた一部製品を統廃合することで、さらなる合理化も可能となる。

現在、出光興産が販売している「アダマンテート」シリーズは、6月1日以降、大阪有機が販売を引き継ぐ。


ニュースリリース
http://www.ooc.co.jp/company/ir/material/pdf/oshirase140507.pdf