2014年05月12日
JX開発、マレーシア・サワラク沖油ガス田開発へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:JX日鉱日石開発

JX日鉱日石開発は12日、マレーシア子会社のJX日鉱日石マレーシア石油開発がオペレーターとして75%の権益を有するマレーシア・サワラク沖SK10鉱区のラヤン油ガス田の開発移行を決め、同国国営石油会社ペトロナスの承認を取得したと発表した。

ラヤン油ガス田から生産する天然ガスは、ヘランガス田で生産する天然ガスとともに全長約200キロメートルの海底パイプラインを経由してJX日鉱日石エネルギーが出資するマレーシアLNGティガ社の液化プラントに輸送し、同社で液化した後、LNGとして販売する。

商業生産開始は2016年第2四半期の予定。ガス生産分として日量約1億立方フィート(原油換算:日量約17,000バーレル)、コンデンセート・原油生産分として同約7,000バーレルの初期生産を見込む。