| 2000年11月10日 |
| 原油の国際スポット価格が再上昇傾向 |
| 石油化学業界はナフサへの影響を警戒 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンター筋によると、原油の国際スポット相場がここにきて再上昇傾向をたどり始めた。9日のWTIは1バレル当たり34ドル弱となっており、1週間前に比べると約1.5ドル上がっている。北海ブレントは32.20~32.30ドルで同じく1.5ドル高。さらに中東ドバイものは1.6ドルアップの32.10~32.20ドルとなっている。 再騰の要因は、近く北米を強い寒波が襲う見通しとの情報が国際トレーダー筋に急速に広がったことにあると見られている。米国では、かねてからヒーティングオイルの在庫が適正規模を大きく割り込んでおり、このためわずかの気象・天候の変動にも敏感に原油のスポット相場が変動するパターンが続いている。したがって、在庫が急速かつ大幅に積み増しされない限り原油スポットが下落することはないとの見方が一般的となっている。 このため、わが国の石油化学業界の間には、このところ軟化傾向をたどっていたナフサの国際スポット相場も原油相場に誘発されてただちに反発すると見て警戒感を強めている。 |