| 2000年11月10日 |
| ANアジア市況、軟化傾向強まる |
| 12月契約分は900ドル台前半へ |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
昨年夏から高騰が続いていたアジアのAN(アクリロニトリル)市況だが、ここへ来てのABS樹脂向けの一服感から軟化傾向が強まっている。 大手アクリル繊維メーカー筋によると、現在進めている欧米メーカーとの12月分の交渉ではCFR・トン910~930ドルでのオファーが来ており、前月と比べて約50ドル弱ダウンした水準になるとみている。こうした軟化はここへ来てのABS樹脂需要の陰りが出てきた一方で、米国・台湾などでの新設備稼働による心理的な駆け引きが交渉で行われているためとしている。 一方、大手ANメーカー筋では需給バランス面では依然としてタイト状態が続いており、こうした状況は来年はじめまで解消されないとしており、原料高騰による採算悪化もあって現状水準からの大幅な下げは困難としている。 しかし、これら欧米からの玉流入もあり、12月契約分は900ドル台前半での決着になるものと見られている。 |