2014年05月28日
国がん、膵神経内腫瘍に新規がん抑制遺伝子発見
【カテゴリー】:ファインケミカル
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国立がん研究センター(東京都中央区、堀田知光理事長、略称:国がん)は28日、膵臓がんの中でも全体の約2%前後という極めて稀な膵神経内分泌腫瘍において新規がん抑制遺伝子PHLDA3が重要な役割を果たしていることを発見したと発表した。
このPHLDA3遺伝子の機能が失われると、悪性度が高く、患者の予後が悪いこと、その一方で膵神経内分泌腫瘍の治療に現在使用されているエベロリムスの効果が期待できるとことが認められてきた。PHLDA3の遺伝子診断により、患者の予後を予測し、有効な治療法の選択が可能になることが期待される。
膵神経内分泌腫瘍は、希少ながんであるために、これまで十分な研究が行われていなかった。今回の研究により、膵神経内分泌腫瘍の発症機構が明らかになるとともに、膵神経内分泌腫瘍患者の個別化医療の確立につながる成果が得られたことになる。