2000年11月09日
アセトン値上げ交渉、キロ12円ベースで最終段階に
溶剤向けを中心に有額回答
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 アセトンの国内値上げ交渉は、溶剤向けを中心に有額回答が出始めており、キロ当たり約12円幅での決着に向け交渉が最終段階となっている。
 大手アセトンメーカー筋によると、ユーザーの強い抵抗があったものの、原料ナフサ価格の高騰による採算悪化から、4Qの国産ナフサ2万6千円でのプロピレン価格上昇分であるキロ12円ベースの価格引き上げの方向で回答が出始めているという。
 アセトンの国内価格値上げは、昨年7月、10月、今年4月と3度に渡って実施され、今回が第4次の値上げとなるが、メーカー側では急速な原材料価格の上昇により事業採算的に厳しい状況となっている
 一方、アセトンの主要需要家であるMMA(メチルメタクリレート)モノマーについても、第4次値上げが10月出荷分からキロ当たり20円幅でほぼ浸透しているが、今回の値上げにはアセトンの上昇分は織り込んでいないものとされており、今後の動向が注目されている。