2014年06月12日
文科省、大塚製薬に厳重注意 遺伝子組換え不適切使用
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:文部科学省

文部科学省は、大塚製薬に対して遺伝子組換え生物の不適切な使用で厳重注意したと発表した。同社から報告を受けて決定した。

大塚製薬赤穂研究所(兵庫県赤穂市)で、遺伝子組換え生物を含む試薬を用いた実験を行った際に、実験器具の一部や廃液を、不活性化処理(遺伝子組換え生物を死滅させる処理)を行わずに廃棄したことが判明した。

実験器具等は密封状態で廃棄物処理業者が回収し、焼却処理していたことを確認済みで、生物多様性への影響はないとしている。

同省では、大塚製薬に対して再発防止のための措置を徹底するように厳重注意した。