2014年06月18日
昭和シェル、太陽電池事業資産を一元化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:昭和シェル石油

昭和シェル石油は18日、太陽電池事業に関する研究開発資産を全額出資会社のソーラーフロンティア(本社;東京都港区、玉井裕人社長)に一元化する方針を決めたと発表した。
昭和シェルグループは1970年代のオイルショック直後から太陽電池の研究に着手。93年には銅・インジウム・セレンを使ったCIS薄膜太陽電池技術の開発研究をNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)からの委託研究としてスタートさせた。現在、ギガワットクラスの生産能力を有する。
だが生産・販売関連資産はソーラーフロンティアに帰属するが、研究開発資産は昭和シェル内に留まっていた。
このため一元化することで効率的な運営体制構築をめざすことにした。