2014年06月20日
プラ循環協、2014年度事業計画にLCA評価など
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:プラスチック循環利用協会

プラスチック循環利用協会は19日に開催した通常総会で、2014年度事業計画として、次の3つのコア事業に取り組むことを決めた。
(1)LCA(ライフサイエンスアセスメント)基礎データの提供とリサイクル技術などのLCA評価
(2)プラスチックフロー図の作成と精度アップ
(3)環境教育支援

この中で、平成25年5月に閣議決定された国の第三次循環型社会形成推進基本計画の基本的方向を踏まえ、LCAの取り組みを強化する。
調査研究事業では、プラスチック製品(食品容器包装)の環境負荷削減貢献のLCA評価の調査研究に取り組むとともに、廃プラスチック処理(TR、CR)の環境効率の評価のための予備調査としてパラメータ発掘・収集に着手する。
また、「2013年プラスチックフロー図」を作成する。フロー図へのLCA掲載法を検討し、今年度はフロー図のLCA評価結果を掲載する。

広報学習支援事業では、引き続き出前授業、教師研修を通してのプラスチック、環境学習支援を推進するとともに、中高理科指導要領に対応したプラスチック関連の授業と実験内容をHPに掲載するなど学習支援補助教材の普及を図る。