| 2000年11月08日 |
| 11月のVCM輸出価格、交渉が長期化 |
| 需要家は500ドル以下へ引き下げ求める |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
VCM(塩化ビニルモノマー)の11月アジア向け輸出価格交渉は、原料高騰から10月水準とステイとしたいメーカー側と、PVC(塩ビ樹脂)価格の軟化により引き下げを求める需要家との間で長期化の様相を呈している。 当初、日本メーカー側では11月のVCM輸出価格をCFR中国・トン540ドルでオファーしていたが、需要家側では500ドルを割り込む水準への引き下げを求めていた。こうした中、PVC価格がスポット市場で軟化が進んだこともあり、日本メーカーもここへ来て520ドルを打ち出したが、需要家側では依然として500ドルを割り込む水準への引き下げを求めたため交渉が一時中断している。 商社筋によると、需要家側では原料のEDC(二塩化エチレン)価格が250~270ドル水準であり、VCMとの価格スプレットをみると400ドル台後半でも採算的に合うと見ている。しかしVCMメーカー側では、原料では原油・ナフサ価格が高騰しており、とくにここへ来て物流費の上昇による採算圧迫が目立つとしており、通常のEDC-VCMの価格スプレッドでの価格決定はできないとして現状の価格水準を堅持したい方針だ。 |